フロアコーティングでフローリングの傷は補修できる?実態を徹底解説
フローリングの傷や汚れに悩んでいる方の中には、フロアコーティングに興味をもっている方も多いでしょう。しかし、フロアコーティングを施すことで本当にフローリングの傷が消えるのか、疑問に思っている方も少なくありません。
そこで今回は、フロアコーティングとワックスの違い、さらにフロアコーティングの効果について詳しく解説します。また、さまざまな種類のフロアコーティングについても触れるので、ぜひ参考にしてください。
フロアコーティングとワックスの違いは?
フロアコーティングは、フローリングの表面に特殊な溶剤を使って保護膜を形成し、傷や汚れから守ることで、劣化を防ぎ、美観を保つ方法のひとつです。
フローリングを保護する手段としては、フロアコーティングのほかにワックス塗布があります。どちらの方法も、フローリングを汚れや傷から守り、万が一汚れが付着しても簡単にメンテナンスできる点では共通しています。
しかし、フロアコーティングとワックスでは耐久性に大きな違いがあります。
ワックスは水性のため、薬品や水分に対する耐性が低く、効果が持続するのは通常数か月から長くても1年程度です。そのため、フローリングの美観を維持するには、1年以内に再塗布が必要になることが多いです。
一方、フロアコーティングは水分や薬品に強い専用の溶剤を使用しており、耐久性が高くなっています。施工後は短くても10年、長ければ30年の効果が期待できるため、耐久性にすぐれています。
このように、ワックスよりもフロアコーティングの方が耐水性や耐薬品性が高く、長期間にわたって効果を持続する点が大きな違いと言えるでしょう。
フロアコーティングの4つの種類
ここでは、フロアコーティングの種類を4つ紹介し、それぞれのメリットやデメリット、どのような人におすすめかについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
UVフロアコーティング
UVフロアコーティングは、紫外線に反応して硬化する専用の溶剤を使用してフローリングを保護する方法です。施工は、塗布した溶剤に紫外線照射機を使って紫外線を照射することで行います。
この方法の特徴は、紫外線を当てることで即座に硬化するため、施工時間が非常に短い点です。さらに、コーティングの硬度が高く、傷や摩擦に加えて熱にも強いため、耐久性は15年から30年と長持ちします。
ただし、一度施工すると除去が難しく、万が一施工がうまくいかなかった場合には再施工が困難になるのがデメリットです。また、ツヤが出やすいため、ツヤの調整が難しく、強く出すぎることもあります。
そのため、傷や摩擦に強い特性があることから、ペットや小さなお子様と一緒に暮らしている家庭にとくにおすすめです。
ガラスフロアコーティング
ガラスフロアコーティングは、ガラス成分を含む溶剤を使用してフローリングを保護する方法です。このコーティングは、数あるフロアコーティングの中でもとくに硬度が高いという特徴があります。
ガラス成分が含まれているため、さまざまな種類のフローリング、とくにシートフローリングに施工できるのが大きなメリットです。また、光沢が控えめなため、フローリング本来の質感を活かすことができます。
一方で、ガラス成分が含まれるため、ほかのコーティングと比べて滑りやすくなる傾向があります。そのため、小さなお子様や高齢者がいる家庭ではとくに注意が必要です。また、形成される保護膜が薄いため、剥がれやすい点もデメリットといえます。
このように、滑りやすさや剥がれやすさには注意が必要ですが、フローリングの質感を大切にしたい方にはおすすめの選択肢です。
シリコンフロアコーティング
シリコンフロアコーティングは、シリコン樹脂を含む溶剤を使用してフローリングを保護する方法です。シリコン樹脂は撥水性が高く、水分や油分に対する耐性が向上するため、フローリングが汚れにくくなるのが大きな特徴です。
また、防滑性にもすぐれており、タイルフローリングなど滑りやすい床材に施工することで滑りにくくなり、安全性を高めることができます。この点は特に家庭や公共の場での利用において大きなメリットといえるでしょう。
ただし、シリコン樹脂は摩擦に弱く、他のコーティングと比べて摩擦によって劣化しやすいというデメリットもあります。これにより、長期間使用する際には注意が必要です。
このように、高い防滑性を活かせるため、滑りやすいフローリングを使用している方にはとくにおすすめのコーティング方法です。
ウレタンフロアコーティング
ウレタンフロアコーティングは、ウレタン樹脂を含む溶剤を使用してフローリングを保護する方法です。ウレタン樹脂の特性として、摩擦に強く、重い物を引きずった際にも傷が付きにくいのが大きな特徴です。また、ほかのコーティングと比較して施工費用が安価であることが多く、コストパフォーマンスにすぐれています。
しかし、ウレタンフロアコーティングは、効果の持続が通常3年から10年程度と、耐久性が低い点がデメリットといえるでしょう。これにより、定期的な再施工が必要になる可能性があります。
耐久性は劣るものの、施工費用が安価であるため、コストパフォーマンスを重視する方にはとくにおすすめの選択肢です。
フロアコーティングの効果は?
フロアコーティングを施すことで、耐水性が向上し、油分や水分、さらには汚れに対しても強くなります。これにより、汚れや水分、油分がフローリングに付着しても、固着や染み込みがしづらくなります。その結果、拭き掃除などの簡単なメンテナンスで、フローリングをきれいに保つことができるでしょう。
さらに、コーティングの種類によっては、形成される保護膜の硬度が高く、傷や摩擦に対する耐性が向上します。傷や摩擦への耐性が高まることで、家具を移動させたり、物を落とした際にフローリングに傷が付きにくくなり、より美観を維持しやすくなります。
加えて、フロアコーティングを施すことで、フローリング表面のツヤを調整することが可能です。光沢のある仕上がりや、光沢が控えめなマットな仕上がりなど、好みに応じて質感を変えることができます。このように、フロアコーティングは機能性だけでなく、美観の向上にもつながります。
フロアコーティングで傷は補修できる?
ここまでフロアコーティングの効果について解説してきましたが、施工を検討している方の中には、すでにフローリングにできている傷に対しても効果があるのか気になっている方が多いのではないでしょうか。
フロアコーティングは、フローリングを保護膜でおおい、傷や汚れから守るための方法です。しかし、傷を埋めたり消したりするためのものではありません。
そのため、凹み傷やひっかき傷があるフローリングにフロアコーティングを施した場合、傷のある状態を保護する効果は期待できますが、傷そのものを補修することはできません。
つまり、フロアコーティングはフローリングを傷や汚れから守るための手段であり、既存の傷を補修する効果はないという点については注意が必要です。傷を改善したい場合は、別途補修作業を行う必要があります。
まとめ
フロアコーティングは、特殊な溶剤を使用してフローリングの表面に保護膜を形成し、傷や汚れを防ぎながら美観を維持する施工方法です。水性のワックスと比較すると、耐水性や耐薬品性が高く、効果が長期間持続するのが大きな特徴です。
さらに、フロアコーティングには、防滑性が高いものを選べば滑りづらくなる効果やツヤを調整できるタイプを選べば質感を好みの状態に変えられるなど、さまざまな効果があります。ただし、いずれの種類を選んでも、すでにフローリングに生じている傷に対しては効果がないため、傷の補修を目的とした施工はできない点には注意が必要です。
フロアコーティングには多様な種類が存在するため、メリットだけでなくデメリットも含めてしっかりと比較検討し、自分のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。
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引用元:https://maple-corp.com/
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